人材開発
ビジネスパーソンの実務に役立つ検定
一般の会社員が「ビジネスの基本」を学ぶのは意外に難しいものです。会社が準備する研修の多くは階層別の意識付けがメインなので、スキルの習得には至らない場合が多いです。OJTも体系的な学びにはつながりにくい。ビジネスの基本と言 […]
「キリンを作った男~マーケティングの天才前田仁の生涯」を読んで
5月21日、プレジデント社から発売されたビジネス書・ノンフィクションです。著者はジャーナリストの永井隆氏。キリンビールの数々のヒット商品を開発した天才マーケッターの人物伝です。主人公の前田さんとは面識があったので、感想を […]
「インプットよりもアウトプット」という勘違い
「インンプットよりもアウトプットの方が大事だ」という考え方は、本来あまりないと思います。しかし、最近はアウトプット重視、インプット後回しの風潮が高まっているので取り上げました。そんなタイトルの本も多い。これは「インプット […]
「若手を抜擢すべし」という勘違い
経営変革が求められる現在、「若手の抜擢は善で、ベテランの重用は悪」という風潮があります。しかし実際は思ったほど若手の抜擢は多くなく、ベテランが重用されています。(なおここで言う若手とは新入社員のような若者ではなく、役職者 […]
「交渉は駆け引きである」という勘違い
ビジネスで交渉は重要です。折衝やネゴシエーションなどとも言います。得意先との商談、労使協議、関係部署間の調整など、多くの場面で「建設的な交渉」が必要となります。理想は双方にとってのwin-winですが、そううまくはいきま […]
「マーケティングは最先端技術」という勘違い
マーケティングは日進月歩で進化しています。実際WEB、SNS等のデジタル化で、方法論は大きく変わっています。コトラー先生も、マーケティング3.0(邦訳2010年)、4.0(邦訳2017年)を出しています。製品の差別化、顧 […]
「部下はほめて育てる」という勘違い
部下をほめて育てるということ自体は間違いではありません。しかし、それが最善だと思い込むことは大きな勘違いです。では「部下は、ほめたり、しかったり、バランスよく育てる」というのはどうでしょう? 結局、ほめるのもしかるのもど […]
「ゲーム理論は理屈にすぎない」という勘違い
ゲーム理論というと、古い印象があるのではないでしょうか。昔少し習ったような気がしますね。有名なのは「囚人のジレンマ」。内容は割愛しますが、要するに「情報が遮断された状況で行き着く結論の理屈」です。利得行列という期待値の計 […]
「経営幹部はリベラルアーツを学ぶべし」という勘違い
「経営幹部はリベラルアーツを学ぶべし」と言いますが、これは間違いです。正しくは「若者はリベラルアーツを学ぶべし」です。ここでは話をわかりやすくするために、リベラルアーツ=教養とします。歴史、哲学、美術、自然科学、文学など […]