生産性の向上

パナソニックグループが、メタバース(インターネット上の仮想空間)の関連機器に本格参入します。仮想現実(VR)を体感できるメガネ型端末などを発表して、米国で注目されています。メタバースは、自分の分身(アバター)を使って遊んだり、仕事をしたりするなど、社交的な交流ができるとのこと。私も詳しくは知りませんが、市場の拡大が見込まれるそうです。フェイスブックは社名を「メタ」に変更。マイクロソフトもビジネスアプリ「チームズ」に、アバターを使って交流できる新サービスを導入します。

VRは新しい価値を創造・提供して、市場を切り開く期待があります。テクノロジーの活用は、これからのジビネスには必須。新価値創造の一方で、既存業務を効率化して、生産性を上げる努力も必要です。そこで注目されているのが、AI、IoT。すでに多くの企業が、お客様の問い合わせに対して、AIを活用したチャットボットを導入しています。自分の経験では、業務効率化に力を発揮するのはRPAだと思います。マクロの発展系のような技術で、単純作業をロボット化できる。高度な専門性はいらず、自分たちで仕組み作りが可能です。ネットに直結しない地味な技術なため、注目度はやや低い。いずれにせよ、生産性向上のための技術(AI、IoT、RPA等)は道具です。これで全てを解決できるわけではない。まずはしっかりした、業務フロー、マニュアル、Q&Aなどが必要。人ができないことをシステムに任せるのは無理ですね。

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